In 導入事例

EY新日本有限責任監査法人様で年明けのチーム・キックオフセミナーを実施させて頂きました。EY新日本有限責任監査法人様は、従業員26万名以上 (2018年6月現在)、世界4大プロフェッショナルファームの一つであるEY(アーンスト・アンド・ヤング)の日本におけるメンバーファームであり、日本の4大監査法人(EY新日本、トーマツ、あずさ、PwCあらた)の中でも、従業員数5,399名、公認会計士数3,000名超(2018年12月現在)と国内最大の監査法人です。

今回は、500名規模の部門様からのご依頼で、昨年7月に続いて2度目のセミナー、東京ミッドタウン日比谷の新オフィスの素晴らしい研修室での開催、前回内容を振返りながらバージョンアップと実践を多用させて頂いたセミナーとなりました。

自分のものにする鍵はプラクティス(練習)だった

日本企業の中でも、トップ集団を走る企業に勤務されている皆様は、当然優秀な方ばかりです。そのような企業様におけるセミナーでは、非常にご理解が早く進み、ロジカルに研修を進めて行くと、アンケートなどを拝見しても納得感の高い結果となります。

しかし、頭で理解している事が、ビジネスインパクトが高いからと言って、即実行できるかと言えば、これがなかなか難しいと感じます。これは他の企業様で感じた事ですが、頭で理解するスピードの速かった方程、逆に実行までの道のりが遠くなってしまう事もあると、感じる事もしばしばです。

今回は、前回の振返りを入れて、皆様のご記憶を確認させて頂きながら進めましたが、その中で一人の方の発言が印象に残りました。「今回判った事は、結構綺麗に忘れてしまっているという事だ」とおっしゃったのです。その方の発言が素晴らしかったのは、それを回避する為の解(答え)もお持ちになっていた事です。このように発言されておられました。「プラクティスだ、つまり練習をしないから身につかなかった」まさにその通りだと思います。この発言をされた方は、かなりポジションの高そうな方でしたが、このように周囲を気にせず、パッとこのような意見を共有できることも、この組織・この部門の風通しの良さを感じました。

本当に「やってみたい」と思ったのならば、日々の生活、ビジネスシーンに取り入れて、プラクティス(練習)を積んで頂く事が重要と思います。理解したから、学んだらすぐできるという事ではないという事です。

ゴルフのレッスンプロは、まずやって貰う

先日、ゴルフをされているお客様に面白いお話を伺いました。その方は、ゴルフ上達の為に練習場でレッスンプロについて教えて頂いているそうですが、その先生はいつも必ず、「まずご自分のやり方で、やってみて下さい」と自分のやり方で打たせるのだそうです。上手くできないから、レッスンプロにお願いしているくらいですから、当然上手く打てないそうです。でも、その「やっぱり、できない」という事を、自分で認識すると、「上手くなりたい」という気持ちが、大きくなるのだそうです。研修でも、一緒だと思いますので、うちの研修は冒頭に全部まず自分のやり方でやってみる時間を入れて下さいと依頼されました。ご依頼の研修は3月ですが、せっかく良い事を教えて頂いたので、今回の研修で早速、冒頭に「まず、やってみる」を入れて見ました。このチョコレートパフェの画面がその、まずやってみた演習です。

結果は、手前味噌ですが気づきが更に深まるように感じました。時間に余裕がないと、学ぶ→やってみるという順序になりがちですが、可能な限りチャレンジしたい流れとなりました。また90分で演習を7回も入れた事で、同じ部門の方同士の良いご交流も生まれていたように感じました。

チーム・ビルディングの手法は、さまざまですが・・・

今回は、チームの年明けのキックオフセミナーという事で実施させて頂きましたので、主目的(非公開)に加え、チーム・ビルディングもひとつのゴールの要素でした。チーム・ビルディングの手法はさまざまあることと思います。弊社でも実施させて頂いているチームビジョン作りのワークショップなども、そのひとつですが、概ね「共同作業を通じて」というのが多い事と思います。米国では、お料理を一緒に作る、アウトドアで楽しむなどと言う事も、立派なチーム・ビルディング研修として成立している程です。

このような例にならい、短い時間であっても共に何かを一緒に創り出し、その共同作業を通じて一体感を高めるというような研修も世の中には存在します。しかし、せっかく時間を投資されるのでしたら、成果をわざわざ単一の事に絞らずに、例えば「お客様へのサービス・クオリティが向上する」「個々人のビジネス・スキルがアップする」等実務に役立つ事を組込み、それをチームメンバーと共に楽しみながら学ぶ事で、結果的に良いチーム・ビルディングとなる事が忙しいビジネス・パーソンには喜ばれるのではないでしょうか?

今回の研修では、そのような事にもチャレンジをしてみました。そして、最後は、大きな会場の一体感を感じ終了となりました。参加された皆様が2019年の良いスタートダッシュのきっかけを掴まれてお帰りになった事を願っております。(2019年1月実施)