経営理念浸透
組織の想いをエネルギーに
経営理念・行動指針は、組織の想いです。
その想いを組織のメンバーが理解し、共感し、行動に繋げる事で、大きな成果を上げる事が可能です。
ピグマリオンでは、経営理念浸透サーベイや理念浸透研修、また理念・行動指針刷新のコンサルティングを通じて、組織の想いをエネルギーに変えて行くお手伝いを致します。
経営理念とは何か?
ピグマリオンでは、経営理念を「社内外に公表された企業の価値観・行動指針であり、組織運営上の判断基準かつ組織成員の拠り所(よりどころ)となるもの」と定義しています。
経営理念には、社是・社訓・ミッション・ビジョン・バリュー、ウェイ・企業目標・行動規範・行動基準など各社独自のさまざまな言い回しが使われますが、今、もっとも注目されているのが、以下に示すパーパス型の経営理念です。

経営理念の構造
経営理念には、1階層型のスローガンタイプから2階層型、3階層型と様々な形があります。「パーパス型」の3階層型で説明します。
経営理念は、「ミッション型」から「パーパス型(存在意義)」へ

日本における経営理念は、経営者の経営に対する宣言や決意、心構えを表明したものが多く見られましたが、2000年あたりから、経営理念は、経営者のものから組織のものへ、社員の意識と行動を変えるものとして活用されるべきであると認識されるようになり、各企業ででは、経営理念の改訂が進みました。目まぐるしく変わるビジネスの環境や、多様性の推進、中途採用の増加、グローバル化、M&Aの増加などの要因により、経営理念は、社員の判断基準や組織にコミットする為の
拠り所(よりどころ)として活用されるようになったのです。暗黙の了解だけで、高い成果を出せる時代の終焉です。
2020年からの新型コロナウィルス感染拡大でリモートワークが一気に進み、「人を管理すること」も「監視すること」も難しくなりました。より個々の社員の主体的な仕事への働きかけが重要視されるようになったのです。組織のひとりひとりが、共通のゴールである「経営理念」を強く意識し、仕事における自分自身の存在意義を明らかにする事で、リモートワークでコントロールが難しくなった組織全体のエンゲージメントレベルを上げ、社員ひとりひとりのモチベーションを上げる事ができるのです。
もはや組織モチベーションは企業競争力の重要なファクターです。
パーパスという言葉を使い経営理念を刷新する企業も増えています。パーパスとは、存在意義です。この言葉を使う事で、自分たちは社会にどのように働き掛けたいのか?という、より外に向けての発信が強くなります。パーパス型で経営理念の刷新に携わった経験から、パーパス型の方が個々人の想いを仕事に投影しやすく、結果として個々の社員の組織エンゲージメントを高め、主体性を活かす施策が可能と感じています。
ピグマリオンが
解決できる課題

経営理念浸透の鍵は「理念への共感」
ピグマリオンでは、オンラインサーベイによって理念浸透を「理解」「共感」「行動」の3つの視点で可視化、そして、経営理念の浸透の鍵は、「理念への共感」であるという事を、定量調査と定量分析で突き止めました。
「理念への共感」は、浸透にも、従業員満足度にも大きな影響を持っています。理念浸透を結果に繋げる為には、「共感」に着目しなければなりません。毎日唱和をしているのに、社員は全員経営理念を暗記しているのに、何故か成果に繋がらないような場合、その理由は、ここにあるのです。

豊富な経験と専門知識で御社をサポート
ピグマリオン代表の柏は、前職のフランクリン・コヴィー社における12年間のコンサルティングにおいても、経営理念浸透に徹底的に拘り、多くのお客様と研修と経営理念・行動指針の連携を図る様々な施策を取らせて頂きました。また、2015年より明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科(MBAコース)で、2年間にわたり経営理念についての研究を行い、その成果を「経営理念の浸透が組織成員に与える影響について -共感に着目した理念浸透」という論文にまとめ上げています。
この論文は、明治大学専門職大学院2017年度優秀論文に選出されています。
豊富な現場経験と最新の経営理念に関する専門知識で御社をサポート致します。

想いをエネルギーに仕事に取り組む
ピグマリオンの目指すのは、「想いをエネルギーに生きる人を育成する」事です。活き活きと、モチベーション高く仕事に取り組む為には、明確な動機付けが必要です。組織が成果を上げる為の良い経営理念とは何か?行動指針を刷新する際のポイントは?浸透は、どの階層からどのように展開するのが効果的か?制度にどのように組み込むのか?
ピグマリオンでは、多様な環境で多様な人たちと働く人たちが、経営理念・行動指針の浸透活動を通じて共通言語と共通の目的を持ち、モチベーション高く仕事に取組む状態を目指します。
ぜひ経営理念を飾りにせずに、活用しましょう、企業の想いを共有して、それをエネルギーに成果を出しましょう。