In 社長の追伸

おはようございます、気が付けば会社を起業して1周年を迎えていた株式会社ピグマリオンの柏です。縁起の良い日で、かつ絶対に忘れない日にしようと思い、12年に一度来る天中殺の停止という占い的に良くない年の明けるのを待ち、1年に数度しかない「天赦日」という何かを始めるには最高の日と言われている日と、母の誕生日が重なった2月20日に会社を設立させて頂きましたが、1年たったら見事に忘れてしまい、お客様にメールで教えて貰い漸く気が付きました。設立記念イベントが5月でしたので、油断しました。

本日は「若返り」についてのお話です。

1年目から沢山のお仕事を頂き、お客様には本当に感謝しております。これからも、そこまでやるんですか!とお客様を毎回驚かせながら、元気いっぱい、まい進させて頂きたくお引き立ての程、宜しくお願い致しますと、元気いっぱいまい進させて頂いたお蔭で、この1年で膨大な新しい事を沢山吸収し、お客様にチャレンジさせて頂いた結果、自分で言うのも恥ずかしいですが、また若返ってしまったような気がします。

ちょっと比べてみましょう。1年前の仕事を始めたころの営業研修のフィードバックセッションの写真です。思えば、この大手メディア企業様が私の勢いを加速して下さったのですが、写真の印象は、少々もっさりとした印象です。

 

次に、前回の研修の写真です。同じようなジャケットに同じようなアクセサリーを付けていますが、この1年でエネルギーレベルが高まった気がします。少人数のフィードバックセッションと50名の方向けの研修の写真の違いというのもあると思いますが、それにしても、我ながらこの勢いを維持したままで1日研修というのが、なんともパワフル過ぎて、恐ろしいと感じます。

しかしながら、これは私に限った事ではなく、私の友人たちの恐らく(・・・と書かないと怒られる)50歳超えの女子たちも、同じように毎年若返っているように見えます。新しい事を吸収すると脳が急激に若返ってしまうのでしょうか?50歳を超えたあたりで、それなりのポジションについた女子たちは、それなりの「収入」に加えて新たな時間という「自由」を手に入れるようです。

それぞれの方は、お仕事にまたある方はご家庭をと、勿論忙しい日々が続き時間に余裕がある訳ではないのですが、健康を維持する為、知的好奇心を満足させる為と仕事にも恐ろしい勢いで集中されますが、「自分の為に投資する時間」をコントロールして創り出す力を身に着けることで、自分自身を常に再生させているようです。

私は今朝も4時起きで、それこそ朝飯前の時間にホームパーティだの、山登りだと、一気に3-4つのリフレッシュ系の予定(ようするに遊びの予定)を友人たちに投げましたが、仕事が忙しいのに、兎に角それぞれの方のレスポンスが早い事に驚かされます。そして、同世代の働く彼女たちからは、いわゆる、それなりの企業のお偉いさんであるのに、ひと昔前の滅私奉公的な働き方でへとへとになったお父さんという風の、「部長になったら苦労も多い」などと言う愚痴を聞いたことがありません。(もちろん女性の友人が多いため、今時男子の部長ぶり等を、私があまり知らないという事は割り引いて考える必要がありますが)

今週友人のひとりから聞いた話ですが、「ローマ人の物語」「海の都の物語」など素晴らしい歴史小説を次々と書かれているイタリアに住む小説家の塩野七海さんが、早朝から本を書き始めて昼過ぎには終わり、その後は毎日ワインを飲んだりして過ごすという事をどこかで聞いたことがあるそうで、是非「マネしたい」と言っていました。「ローマ人の物語」などは、15巻を年に1冊書き続けられた聞いた事がありますが、あれだけの本を書き続け、評価され続けているのに、毎日午後からは、ゆったり過ごされているとは、なんて素敵なライフスタイルでしょう、と私も思いました。塩野七海さん、現在80歳です。

人生100年を楽しく生きるには、健康も大事ですがお金も大事です。そのように自分が長く働く為のスタイルを確立して行くことも、これからは大切かも知れません。そのような時間を自分で創り出す事で、自分自身が常に更新され、アップデートされて行くのではないでしょうか?

私自身、50歳になった時に手帳に「毎年1歳づつ若返る」と書き、しばらく毎年手帳にそれを書く事を習慣にしていましたが、さすがに56歳ぐらいで諦めて書くのを止めまったのですが、60歳になったら、また毎年一切づつを復活させてもいいかも知れないと最近は考えています。

人生100年時代、私は、常に目標を持ち、新しい事にチャレンジをし、そして学び続けるのが年を取らずに生きる最大のコツでだと考えますが、皆様はいかがですか?