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おはようございます、ピグマリオンの柏です。
ピグマリオンのブログの最初のエントリーは、弊社のロゴについてです。
ピグマリオンのロゴの下には、徐々に太くなる赤い線があります。
これ、実は「想いがエネルギーに変わる」様を表わしています。始めは小さな想いでも、その想いがエネルギーとなり徐々に太くなって行き、最後には目標を力強く達成するというイメージなのです。「想いをエネルギーに生きる人」、人生を活き活きと、仕事に活き活きと取組まれる方を世の中にもっと増やしたいと思っています。

実は、最初にデザイナーの方が作って下さったロゴには、下に線が2本ありました。
でも、想いが2つあったらどうでしょうか?
「二兎を追うもの一兎も得ず」というコトワザもありますが、私は、目標達成の最大のポイントは、一度にひとつの事に集中する事だと思っています。想いが2つあったら集中できないし、達成できる可能性が低くなってしまいますので、線を1本に変更して貰い、ピグマリオンのロゴが出来上がりました。

私の趣味は、「目標をたてて達成する事」です。我ながら変わった趣味だと思います。
でも、この趣味のお陰でかなり私の人生が充実したのではないかと、思っています。
そして、決意したらそのひとつの事から絶対に目を離さないという集中力は、今のところダイエット以外ではすべて機能しています。ビジネスパーソンとして大きなチャレンジとなった前職のフランクリン・コヴィー社に入社する時も、「この会社に入りたい」と熱烈に思い、落とされても同じ会社に3度チャレンジするという暴挙に出ました。しかも35歳までの募集であったのに、44歳で入社させて頂き、全くありがたい事でございました。

次の大きなチャレンジは、外資系に入ったからには英語を話せるようになりたいと、
当時TOEIC445点のくせに決意をしまして、800点を目指して毎日勉強を始めました。
これは結果的に、5年程かかりまして、最後の1年は毎朝1時間半、週末は5時間~7時間の勉強で、ついでの1年間飲み会も封印して、ようやく880点を取ります。
大きな誤算は、880点と取っても全然英語が話せるようにならなかった事ですが、まぁ、人生に失敗はつきものという事で・・・・・
そして、調子に乗って今度は、コンサルタントとしての知見を広めたいと大学院へ行き、ここでも集中力は、いかんなく発揮され月・水・金・土・日と夜間と休日を利用して学校に行きガリガリ勉強をし、ついには、論文を完成させる為についに仕事も辞めてしまいます。これは、「生活はどうするんだ‼」という感じでお勧めは致しませんが、お陰様でなんとかなりまして、半年ほど研究に没頭した後、ピグマリオン設立という、ある意味想いが、決意が洋服を着て歩いているようなものなのです。なかでも「一度にひとつの事」というのは、徹底しています。

このように実践を通じて目標達成の確率を上げる為には、「一度にひとつ」が、大切だと私自身は、確信しています。最後に私と「一度にひとつ」の出会いをご紹介します。2003年頃友人の家の本棚になぜか同じ本が2冊並んでいるのに興味を持ち、手に取って衝撃を受けた経済学者のピーター・ドラッカーの著書「プロフェッショナルの条件」です。

「成果をあげるための秘訣を一つだけあげるならば、それは集中である。成果をあげる人は、もっとも重要なことから始め、しかも、一度に一つのことしかしない」
ピーター・ドラッカー プロフエッショナルの条件より