In 営業力強化

ビジネス情報誌ARGUS(アーガス)は、22000部発行の公益財団法人東京都中小企業振興公社様発行の中小企業向けビジネス情報誌です。2019年4月から営業力強化に関する連載「誰もが営業即戦力」をスタートしました。8月号は『短い方が断然売れる!!商品説明のコツ』です。

営業力強化のコンサルタントで実際の企業に入って、お客様と一緒に課題を考えて行くと、実に色々な課題が浮上します。良く伺うお話が、うちは育成の為に商品説明の練習を繰り返ししているのに、一向に売れないというお話です。勿論自分の商品は好きでなければ売れませんし、その商品のプロとして最低限商品・サービスの知識はないと困りますが、そればかり続けていても、営業の方は「がんばっているのに売れない感」が増幅して行きます。

実は本当に鍛えるべき力は、商談の場面でお客様との対話から新たな商品やサービスを生みだす事のできるレベルの対応力、そして課題(ニーズ)の見極めです。しかし、まずは、この頑張っているのに売れない感から脱却して、営業現場での対応力の注意を払うために、商品・サービスの説明は思い切って短いものにしてしまいましょうというのが、今回の私のご提案です。

 

具体的には、1分間と3分間の2つの商品説明スクリプト(台本)を作る事をお勧めしています。成果を上げて頂く為には、営業職全員参加で作り上げる事をお勧めしています。社長や営業部長が作ったものを言葉の背景も判らずに言わされるだけでは、お客様に伝わるとは思えません。

手順としてARGUSの記事の中で以下のようにご紹介させて頂きました。

参加なきところに決意なしで、このスクリプト自身に営業の方が、御自身で作る事に係わると、最終的な言葉だけでなく、その過程で考えた言葉なども印象に残ります。その記憶の引出しに残った言葉は、お客様との大事な場面で使えるようになり、それを繰り返す事で、さらに上の次元の顧客対応が可能になるのです。

 

ARGUS 8月号は以下のURLからダウンロード可能です。

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/jigyo/argus21/index.html