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昨日は、公開コース第3弾提案型営業力強化研修「いきなり30億セールスの売る力」11名の方にご参加頂きました。場所は友人の勝間和代さんプロデュースのゲームカフェ、「カフェウィンウィン」です。お写真掲載のご許可を頂いたので、写真もアップさせて頂きます。

参加者アンケートは、9点以上

アンケートご評価は、10点満点で、満足度  9.45、理解度  9.45、実行意欲 9.36、研修推薦度9.09、講師評価 9.45でした。企業からの派遣の方も半分いらっしゃったのに、またしても驚きの結果です。推薦度が微かに低いのは、恐らくレベルに合わせて研修中にチューニングをしてしまうからで、たとえば昨日の皆様のビジネス経験のレベルに合わせてチューニングした研修は、入社2年目には、とてもついて来れない内容だと思いますので、すべての方にあまねくお勧めという訳には行かないと思います。

ご参加者に合わせてカスタマイズで

すぐに、真剣になんとかしないといけないと、はっきり課題を伝えて下さるかたも多かったので、失礼を承知で個別アドバイスで、どんどん切りこんで行きました。また、昨日はトレーニングを売りたいという方が70%以上でしたので、いつもはお見せしない私が実際に商談に使うプロセスなどの資料も大公開で対応させて頂きました。

また、いつもはプレゼンの実例で明治大学専門職大学院紹介プレゼンを実演するのですが、昨日の受講者の方は、病院がお客様の方が多くお忙しいドクターや医療関係者に短い時間で、いかに必要なことを端的に伝えるかが、最重要と感じましたので、そこをさらっとスルーさせて頂きプレゼン事例を1分間2事例に変更しました。

1例目は、ご参加のIT企業様のIT技術者アセスメントの1分プレゼン、販売されているご本人も大興奮の完成度のようでした。2例目は、先日研修をご採択頂いた証券会社様の「ファンドラップ」という公社債投信の商品の1分プレゼンでした。自分でも思い付きで、とっさに事例変えてしまってすごいなと思いますが、受講者の方も「ファンドラップ買いたい!」と大喜び。(笑)

それまで、1分じゃ短くて説明が途中で途切れちゃうという声も聞こえていましたが、一気に1分ってすごいんだと、みなさん腹落ちされたようでした。これならドクターとの面談時間が短くても、医局に戻られる僅かな時間でも廊下を歩きながらでも、プレゼン可能です。アンケートにも1分間の重要性に言及があり、ちょっと講師として嬉しさ、やりがいを感じてしまいました。

実はこれらの事は、某証券会社様のご検討のデモコースを開催した際、お客様の商品のプレゼンを実演したところ、教育研修部のトップの方から「実際にやって見せるのが凄い!」お褒め頂いたのがきっかけです。自分では、担当企業様の下調べは十分しているので、その1商品をプレゼンするのは、さほど難しい事ではないのですが、普通は「そこ」が難しい、普通の講師は「そんなことしてくれない」と力説して頂きましたので、これからもこの実際のお客様の商品でプレゼンは実演するという路線を法人様向け講師派遣コースでは、継続して行き、ご参加者に「もっとできるはずです」という事をやんわり(受講者に取ってやんわりかどうかは判りませんが)お伝えして行きたいと思います。

アンケートのコメント

・「セールスで成果を上げる13の徳目」や効果的なプレゼン資料の作り方など、柏さんご自身が培った営業的な戦略やエッセンスなど、惜しげもなくご紹介頂き大変参考になりました。

・提案型営業に係わるエッセンスが散りばめられた内容をどう生かすのか、自身で構築して行ければと思います。プレゼン資料なツールを見直すきっかけにもなりました。

・柏さんのご経験・知識・情熱・才能がすべて、みっちりつまった研修でした。ありがとうございます。

・1分間のプレゼン構成は、ユーザーの立場から簡潔に伝えるという手法は、いろいろな場面で使えると感じました。

・営業に必要な共感性、傾聴力などは、再認識し、新しい自分の提案営業につなげたいと思います。本日学んだことを優先順位をつけて取り入れて行く事で、強い営業力がつくと思いました。

・あっという間に、18:00になってました。ありがとうございました。

・1分という時間の大切さ。自分自身の準備によって、とてもインパクトが残る時間となる。

・とても判り易く、自分自身の活動に役立てることが沢山ありました。

・掘下げ質問を使い相手のニーズを聴き出す

・見直す点と新しい事を学びました。特にプレゼンと発声については、すぐに出来ることで、勉強になりました。

・共感のポイント、質問の掘下げポイント、効果的な商談プロセス考、1分間プレゼンテーションを活用したい

・ビジョンの作成を行う事。チームビジョンを常に軸としてタスクややるべきことを伝えることで、やらせれ感ではなく、達成感が生まれモチベーション維持につながると思った。これが結局は自分自身のモチベーションともあり相互作用で上手く回ると感じた。

 

という訳で、びっしり内容を詰め込んでの1日コース。最後は20分ぐらいお茶を飲みながら質問コーナーなども考えていましたが、みなさんお一人お一人の最終プレゼンが素晴らしく、この素晴らしい状態でお帰り頂きたいと、ビジョンを持つことの大切さをお伝えする、鉄板ネタのタラバガニの下敷きになった話も今回は封印しての終了でした。