2017年10月11日、ピグマリオンイベント第2弾「経営理念活用で上げる社員定着率 ～モチベーション高く仕事ができる組織創り～」をアーバンネット神田カンファレンスで開催致しました。
本日テーマは、すばり「モチベーション」。私からは、経営理念×モチベーション、ご参加の15名の皆様からは、それぞれのビジネスご経験の中から、モチベーションに関する知見をご共有頂くという2時間半のワークショップとなりました。15名のご参加の内、初めてのご参加の方が10名もいらっしゃったのですが、ネームプレートをお書き頂き、私がどんどんお名前を呼ばせて頂きながら進める為、ある方から「みなさん、お知合いなんですか？」というご質問まで頂いてしまうという、例によってざっくばらんな対話重視の、弊社的には、いつもの展開で進めさせて頂きました。
学びを即実践してみました
モチベーションの理論を皆さんで学んだあと、いきなり実践編。今、学んだ知識を生かして、差し上げた課題企業のモチベーションマネジメントを、グループ毎考えて頂きました。チェーン展開している企業のモチベーションマネジメントがテーマでしたが、ご参加の皆様が、チェーン展開をされている飲食店様、コンビニエンスストア様、量販店様、介護施設様と様々な業種でありながらも、遠隔でチームモチベーションを維持、向上されるという共通の課題をお持ちだった為、各グループともに非常に実践的、かつ熱い意見交換がされていました。
M世代問題、どうする？
モチベーションに関して、今、人事の世界で問題となっている課題の確認という事で、いくつか示唆を出させて頂きました。まずは、このM世代。ミレニアル世代といわれる、現在36歳より下の世代です。組織より自分を大切にする傾向があり、この世代のモチベーションを上げるには、コツがいるのです。今回は、研修の中で使うアプローチをご披露させて頂きました。因みに最大のポイントは、自分たちのメリットになるというアプローチで懐にまず入り込むことです。
ハイパフォーマーに逃げられない為に
そして、次は、ハイパフォーマーの確保についてです。ブログでは絶対にご披露できませんが、私の前職での心肺停止になりそうだった、リーマンショック後の予算とモチベーションの関係を事例に、実体験でのモチベーション下がった要素を、最新のモチベーション理論で補足させて頂きました。
モチベーション向上の為の研修事例のご紹介
ラストのパートは、実際の事例です。この半年間で、さまざまな階層の研修を実施させて頂きましたが、営業研修であれ、新人研修であれ、経営理念浸透研修であれ、お客様には、「で、柏さんみたいにパワフルに、熱意を持って仕事をするようにして下さい」と判で押したように同じご要望を頂く為に、どの研修も殆ど、モチベーション向上のコンテンツが入っていますが、今回は、３つの事例をご紹介させて頂きました。
特に、3つ目の事例、日本サード・パーティ株式会社様の理念浸透ワークショップの事例は、実際に研修前と研修後で参加された方のモチベーションが140％に向上したお話が一番皆様のご参考になったようです。人事の世界は、数値で示すことが難しいと言われ定性的な話が多いですが、工夫次第で定量データを取ることは可能です。これからもどんどん成果を定量化して行くつもりです。
アンケート結果
アンケートのご満足度は、9.13 でした。ご許可を頂いておりますので、頂いたコメントを幾つかご紹介させて頂きます。
印象に残った点について
- 経営理念の浸透は、優秀な人材のオートノミーを引き出すという事
- 経営理念は、（ゴルフで言う所の）フェアウェイであるという事
- 「共感」という言葉。会社が考えていること、チームが考えていること、自分自身が考えていることが、繋がること。その為には、押し付けではなく、共感が大切と実感しました。
- 「共感」が重要という所。ビジョンを皆で創る重要性。経営理念でもモチベーションを向上させるという考え方。
- 日本サード・パーティ社の社長さんのコメントと研修の様子。
- 会社のビジョンと自分のビジョンをにぎること。思いや感情が人を動かすということ。
- 経営理念が会社だけでなく、自分事やチームでも使えることを実感しました。
- まず、最初にご挨拶にお越し頂けたことに感動しました。過去参加したセミナーではなかったので驚きました。（えっ、そこですか！(笑)）
本日のご感想
- 柏さんの想いに感動致しました。プロジェクトも、私自身の「現場を元気に輝かせたい」想いを力にして、進めて行きたいと思いました。
- 体系だったお話が聞けて、大変参考になりました。自社に持ち帰り、実践してみたいと思いました。
- 働く為のモチベーションの大切さを感じました。
- 柏先生の熱意に元気と勇気を頂きました。目的に向かってまい進します。
- 情熱的な方だと聞いておりましたが、引き込まれました。思いは人を惹きつけます。自分が会社説明を行っていたことを思い出しました。何の為に働くのか見つめたいと思います。
- 対話型で判り易かったと思います。周りの方とも意見交換できてよかったです。時間配分もちょうど良いと思います。（このコメントの方は、某大手企業様のご教育研修を統括されている本当にご教育のプロの方でしたので、10点満点をアンケートで頂戴し、さらに、このコメントを頂き感動。その道のプロにお褒め頂いて私のモチベーションが一気にMAXでした）
まだまだご紹介させて頂きたい所ですが、今、入力したものが、ざっくり消えてしまって挫けました。ありがちです。(笑)詳細は、ご希望の方には、資料持参の上、ご説明に伺いますので、お申しつけ下さい。
本日ご紹介させて頂いた研修事例
本日ご紹介させて頂いた日本サード・パーティ様、DTS株式会社様、日本生命保険相互会社様の研修事例は、以下の事例でもご確認頂けます。
