In 営業(MR職), 導入事例

はじめての挑戦ばかり続きますが、先週は、製薬会社さん主催の医療従事者の方々向け講演、「効果的な医療チーム運営の為の伝える力」をZoomのWebinarで実施させて頂きました。昨年は、同じテーマをリアルの講演で500名の先生方にお話しさせて頂きましたが、今回はその時のご評判を聞いて下さったあるエリアの勉強会にお邪魔させて頂きました。もうどなたのご紹介で、なぜこのようなお仕事を頂けているのか判らなくなっていますが、今回はどうやら前回受講された先生方のご評価が高くご指名頂いた模様です。私的には、通常のリアル講演であれば簡単には伺えないエリアでしたが、これもオンラインならではの効果です。

ゴールは、「あの先生の話は説得力があるよねぇ」と言っていただける伝え方のスキルを学んで頂くことです。チームの中の誤解のないコミュニケーションの促進でお忙しい医療従事者の方の現場が円滑にまわるだけでなく、患者様、ご家族様とのコミュニケーションもより密度高く、円滑にして頂く事です。医療の進歩と患者様のQOL向上に間接的に関与できる、意義のある45分間のお仕事でした。

内容的には、ものすごく偉い先生方を前に「先生方、ファクトを伝えるのはお上手ですけど、効果的な熱意の伝え方はご存じですか?」と激しく生意気に進行して行きます。我ながらすごい強心臓です。しかしながら、暖かいお心の先生ばかりだったようで、おかげ様でご参加のみなさまには楽しんで頂けたようです。ただ、私のインタラクティブないつもの研修スタイルから言いますと45分とは言え、ひとりで話しっぱなしと言うのは、無理があったので、座長を務めて下さった某大学病院の先生にさんざん質問を投げかけてお付き合い頂きました。事前に途中2回先生に質問させてくださいとお願いしていたものの、実際は何度も話かけ、間の取り方を学ぶ際のサンプルの文章の朗読までして頂いたりと、もう先生も苦笑いしかなかったことと思います。

実は終了後のアンケートなどもなく、医療従事者ではないのでガイドラインに従い同時開催の勉強会での他の先生のご講演やまとめのお話もご遠慮する為、当初自分の講演がよかったのか、悪かったのかさっぱり判らず怖かったのですが、終了後主催者の責任者の方お二人からさっそく私には過分とも言えるお褒めのメールを頂きとても安心しました。結果的に、すぐ学んだ事を使ってみようと先生方に言っていただいただけでなく、いつになく場が和んだようです。今、コロナ禍で医療現場は大変な状況と思いますが、今回のような形で今後も医療現場で奮闘される皆様に、微力ながらも現場ご教育に関しての側面支援ができればと思いました。

 

2020年11月