In 社長の追伸

2018年も間もなく終わろうとしていますが、皆様の2018年はどのような年でしたでしょうか?

弊社株式会社ピグマリオンは、12月決算の為にこの2018年がはじめての1~12月の通期での活動となりましたが、皆様のお蔭で次々と新しい事に挑戦させて頂ける素晴らしい1年を過ごさせて頂く事ができました。

経営理念の浸透系の仕事では、2017年の日系企業に続き2018年が外資系企業の経営理念再定義の長期プロジェクトにコンサルタントとして、そしてワークショップのファシリテーターとして入らせて頂く事ができ、お客様に大変喜んで頂き追加のオーダーを頂いた事もとても光栄でしたが、私自身の「経営理念浸透の研究」分野における実証研究の大きな蓄積となりました。

営業系の研修では、2017年に開発した「大規模展示会向けセミナー」のバージョンアップ版として「アポ取りの達人」(アポイントメントを取る為の営業手法)というセミナーを作らせて頂き大きな数値的成果を見る事ができました。

研修を設計する際には、「一般化」することが重要だと私は考えています。「判り易い一般化+パワフルな事例→受講者事例への応用」です。そのような考えから事例は沢山お話していましたが、あまり自分自身の詳細ノウハウは公開しておりませんでした。自慢話のようで嫌だったからです。しかし、アポ取りにしてもそうなのですが、現場で有効な手法についての受講者の方からのご要望に背中を押され、2018年は、さらに踏み込んだ具体的な営業研修の展開として「営業プロセスの掟」というある意味自分の秘密をさらけだすような複数回研修をスタートさせて頂く予定です。

また8月にモデル図を作らせて頂いた「説得力」の研修がご評判を頂き、営業職から非営業職の方へと、どんどんご対応させて頂く範囲が広がっていきました。あまりに多くの方にこの説得力のモデルをお伝えしたために、もう何年もやっているような気持ちになっていますが、まだ半年も経っていない事に、改めて振返ってみて自分自身が驚いています。自分自身でも、このモデル(図)を使うと、研修のエネルギーレベルがアップして更にパワフルになるのを感じています。(もともと私の研修の売りはパワフルなのですが)

説得力のモデル図が柏という講師にとって非常にパワフルに作用する理由には、「熱意」という項目がある事だと自己分析をしています。熱意の項目で、自分自身の「モチベーションを維持する方法」や、熱意を創り出すひとつの手法として「仕事のビジョンを持つ」という事もお伝えできるのです。それは、弊社のミッションでもある「想いをエネルギーに生きる人を育てる」とシンクロし、私自身の「目標を持って生きる事の大切さを多くの人に伝えたい」という根本的な想いを熱く伝える事ができるのです。結局私の一番パワフルな部分が生きるようにお客様がご要望をわざわざして下さっているのかも知れません。

他にもプレゼンテーション研修がお客様のご要望で「心を動かす伝える力」として生まれ変わり次々とご紹介の輪が広がって行くなど、お客様と共に考えて行く中で、生まれたものが、沢山ありました。私自身、打合せを重ね、課題をご一緒に分析しながら、思いもよらないものが生まれる瞬間に何度も立ち会う事ができました。自分で研修を設計して、自分でデリバリーできるからこそ、感じられる喜びの瞬間です。このように沢山のお客様に助けて頂き、新しい事にチャレンジさせて頂く事ができた1年となりました。

今後も皆様のご期待により高いレベルでお応えできるように、2019年も常に学び続け、そして、自分自身を磨き続ける事を忘れずに、新しい事にチャレンジして行こうと思います。

”想いをエネルギーに生きる人を育てる”
We Believe in Your Potential.

そして、この弊社のミッションを達成できるように、活き活きと働く人を、活き活きと人生を楽しむ人を公私共に応援したいと思います。素晴らしい1年間と沢山の素敵なご縁をありがとうございました。まだまだ発展途上の会社ですが、どうぞ、2019年もお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。

株式会社ピグマリオン 柏 惠子