In 社長の追伸

おはようございます、ピグマリオンの柏です。今日は、私は、ダイエットでは、なぜ目標達成ができないのか?という事についてです。

ダイエットでは、目標達成できない

先週、かなりハードなホットヨガを始めました。単なるヨガではなく、40度程度に保たれた動くとかなり暑いと感じるスタジオで汗をガンガンかきながらするヨガです。

「目標なき所に達成なし」と、とにかく目標をたてては達成するのが、もはや趣味となっている私ですが、なぜかダイエットだけはこの「目標なき所に達成なし」が作動せずに、「目標たてるが達成せず」を繰り返しております。

数年前に一度だけ10キロ痩せようと友人2名と3人でチャレンジして、その時だけは、達成しましたが達成後満足して、すぐにリバウンドとなりました。最近、研修などで写真を撮る事が多くなり、自分の横幅の広さにそろそろ耐えられなくなって参りまして、またも「5キロ痩せたい」という事になりました。

まだ4回しか行っていません。友人たちには、仕事だと思って最初にスケジュールを入れてしまえと言われていますが、果たしてその程度で、仕事のように夢中になってできるのか、不明です。

目標達成の基本は、「熱中力」

目標達成する時は、ひとつ事に、熱中するのが基本だと考えています。ひとつの事例をご紹介します。

私も子供が小さい頃は、よく近くの公園に遊びに行きました。彼のお気に入りは、お砂場でした。もうお砂場だけで、何時間でも遊ぶことができました。良くそれだけ熱中できるなと思いましたが、観察してみると、うちの子供に限らず、お砂場で遊ぶ小さな子供は、間違いなく、目の前の砂で遊ぶことしか考えていません。

「すごいな、ここにいる全員(子供たち)の集中力。これが会社だったら、すごい成長率を達成するに違いない」と、もはや感動するレベル。

情けない事に、当時の私は、仕事をしながら子供の事を考え、子供と遊びながら仕事の事を考えるような毎日(そして結果的には子育ての殆どは旦那に丸投げの最低な状態)でしたので、彼のとても集中力を羨ましく思いました。

時が流れ、子供も大きくなり働き方もある程度は選択できるようになったころ、私は目標をたてるときは、ビジネスとプライベートでひとつづつにしようというのがポリシーのようになりました。その方が達成度合いが、ぐっと上がるからです。

45歳で人事コンサルタントへ職種転換、50歳でTOEICという英語のテスト(485点から880点)、55歳で夜間でMBA取得から会社設立と、これまで幸運も重なって上手い具合に達成してきました。これも異常なまでの熱中力のお陰だと自分に感謝しています。

目標は、単なる「めじるし」

目標は、目的に向かう標(しるし)、「めじるし」です。つまり「道しるべ」にすぎません。その先には、ありたい姿、最終目的があるはずです。そして、仕事の方は、こうなりたいという「想いをエネルギーに生きる人を育てる」という明確な目的があります。

そこまで、判っていて何故「痩せたいという想いをエネルギーにできない」と自分を殴りたくなります。親しい友人の辛口コメントによれば、「ビジネスとプライベートで目標をひとつづつと言いながら、結局仕事に役に立つことしか熱中してないから、ダイエット駄目なんじゃないの?」という事らしいですが、どうなんでしょうか?

ダイエットも仕事の目標と同じように、「なぜやるのか?」「なんの為にやるのか?」と一度、とことん考えなければ、今回もまた、未達成になりそうです。