In 営業力強化

営業という仕事を長くやっていますと、数字に拘るようになり、研修結果も数値でなんとか表せないかと知恵を絞る訳ですが、今日はお客様から私の研修を数値でお褒め頂きました。もの凄く嬉しかったので自慢させて下さい。

そのお客様は、株式会社トライアンフさん、ご自身のブログでお褒め下さったのは社長の樋口弘和社長です。人材採用コンサルティングやアウトソーシングをされている企業で、組織アセスメントや最近は採用が難しいと言われる理系の新卒を中国で採用するビジネスも始められたり、若手中心で構成された非常に勢いのある企業です。そして樋口社長は、もともとヒューレットパッカード社の人事を統括されておられた方で、書籍も多く出されている人事の世界では有名な方なのです。

昨年手上げ式研修で非営業職の方向け研修「ビジネススキルとしての営業力」を2回に渡って実施させて頂いて、終わるやいなや、営業部門に特化した研修を追加で2回ご発注頂きました。研修も販売されている企業様ですので、なんで私ごときがと申しますか、これは、つまり「エスキモーに氷を売ってしまったのでは」という少々後ろめたい気持ちになり、その後の営業研修の事例の公開は控えさせて頂いていたのですが・・・・・その研修は、自分的にも、もう凄く楽しくて楽しくて。

2カ月で2400万円の受注増

トライアンフさんでは、営業の方が研修受講後「研修を受けた事がきっかけで受注した」というヒアリングをして下さり、参加された皆様のその追加で発生した売上金額がなんと2400万になったそうです。樋口社長は、とても喜んで下さり、お食事までご馳走になってしまいました。この研修は2月に2度行われましたので、その調査期間はなんと2カ月です。樋口社長のブログのお言葉をお借りすれば

「単純なコストパフォーマンスだけ見ると数カ月で、数十倍という計算で、驚くべき内容だ」との事。

研修内容はビジネススキルとしての営業力から更にバージョンアップさせ、ご訪問前の事前準備や商談中のお客様に「なるほど!」と喜んで頂けるメモの取り方、もはやお家芸と化した「アポ取りの達人」など、お客様が私と全く同じ経営者様と人事部様という事で、具体的に具体的に翌日から使えるような事を中心に学んで頂いたのですが、みなさん素直な方ばかりで、結果が出たという事は、新しく学んだ事を驚きながらも直ぐに実践して下さったお陰です。

そもそもですが、トライアンフさんは、人材育成企業のモデルカンパニーを自らがまず目指されたい、自分が試したもの以外お客様にはお勧めしないというポリシーをお持ちで、今回の研修もテーマはお客様との「価値共創」。つまり自分たちだけ儲ける為の営業研修ではなく、お客様サービス向上の為の営業スキル研修というような位置づけで、私的にも非常に共感できるコンセプトでした。お蔭で私の方もかなり新しい営業研修のコンテンツが増えました。更にまた7月から勉強会風に複数回の研修を実施させて頂けるという有難いお話も頂き、更に、更に樋口社長からは、別の研修会社様もご紹介頂いてしまい、そちらもまさにご紹介のパワー、初回訪問で社長様とご面談させて頂き、いきなり研修を複数回でご発注頂き7月からスタートという事で、いよいよ本格的にエスキモーに氷を売るフェーズに・・・・・

樋口社長のブログ「研修は、講師力」はこちらです。

 

トライアンフさんの非営業職の方も含めた研修の事例はこちらです。この時点で営業職の方の質問の列ができてしまって、全5回ぐらいでやらせて頂きたいと書いていましたね。今日は自己自慢ブログで失礼致しました。

株式会社トライアンフ ビジネス・スキルとしての営業力