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今日は、営業スキル研修で気づいた事をお話させて頂きます。私の専門は、経営理念浸透で組織を活性化したり、共に働く方が活き活きと仕事をできるようにしたり、まさに弊社ミッションの「想いをエネルギーに生きる人を育てる」事ですが、もうひとつの柱が営業スキルを使ってビジネスの生産性を上げて頂く事です。

初めてモノを売ったのは18歳で、大船のニチイ(その後マイカルを経て現在のイオン)という大型スーパーでマネキンとして販売した農協アイスクリーム。農協アイスクリームでさえ、最初の日給5500円があっと言う間に日給11000円。引き抜きを恐れた会社がちょうど他の人の倍払っていたカリスマ・マネキンでした。因みに41年前の物価での話ですから、いまなら大変な金額です。その長い長い営業経験の中で学んだ事を多くの方にお伝えしてビジネス生産性を上げて頂く事も、またとても楽しい事です。

先日も営業職ではない皆さんに「ビジネス・スキルとしての営業力」の研修を実施してきました。

写真を頂ければ百聞は一見に如かずという所ですが、もう楽しい、楽しい。お恥ずかしい事に、もしかすると自分が一番楽しいのかも知れませんが、その講師の有り余るエネルギーは、どんどん受講者の方に伝わって、会場はもの凄いヒートアップしていきました。

 

2時間2回の研修でしたが、2回もご発注を頂いた事もあり、何かお客様のお役にたてる事はないかという事で、ご導入責任者の方と相談させて頂き、終了後にご参加された方の中で実際に営業をされている方向けの質疑応答の時間を設けました。そして、なんとその質問タイムはテーブルを囲んで1時間にも及びました。2時間の研修で質疑応答が1時間というのは、私も初めての経験でしたが、真剣に問題点を語る素晴らしい時間となり、ご参加の方々にも喜んで頂けたので良かったです。

しかし、いつも、こんな調子で研修していたら「柏さん、疲れるでしょう」と良く言われますが、はい、疲れます。でも、その熱意とパワーが受講者の方に伝わって行くのだと思います。そもそも説得力研修の中では、「説得力を出す為には、熱意が非常に重要」とという事で、熱意の高め方などもお伝えしていますので、ここで自分の熱意が低かったら、お伝えする権利がない事になります。

こちらのお客様からは、早速、さらに営業職に特化された対象者向けに3時間×2回の研修のご発注を追加で頂きまして、せっかくですので、高い成果を出されている営業の方に2商談の同行をさせて頂き、新たに、こちらの企業のお仕事に最適化した研修を設計しました。まだ終わっておりませんが、より具体的な研修を設計する為に、今までお見せしていなかったノウハウもかなり公開している新研修が生まれました。

このように、お客様と何か新しいモノを創り上げる、新しいアイデアを実現して行く事も、私のパワーの源になっているようです。

人は年を重ねると、チャレンジが少なくなる方が多くなって行くように感じます。しかし、新しいチャレンジは新しいエネルギーをもたらしてくれます。でも、人は易きに流れると言う通りで、ついつい「前と同じで」「前回成功した方法で」という誘惑と戦うことになります。特に成功したものには、引っ張られます。この誘惑を断ち切り、小さな事でもそれぞれのお客様にプラスαをお届けする為に、実は心がけている事があります。

そこから?と思われるかも知れませんが、できるだけ、「チャレンジが三度の飯より好き」という友人と付き合うようにしているのです。勿論、色々な方と意見交換をして、多様性を取り入れてこそ、自分の視野が広がるのも事実ですので、すべての友人がそうという訳では、ありませんが、自分がチャレンジを忘れそうな時、周囲が当たり前のように新しい事やポジションに飛びつく様を見る事は、とても刺激になるからです。

みなさんは、今年どのようなチャレンジをされますか?