In 社長の追伸

新事務所を勝どき研究室という名前でオープンしたものの、結局お仕事を頂き過ぎてインプット月間と言っていた12月も1本の論文も読めないまま終わってしまいました。お客様に感謝を込めた事務所開きと称して10月から12月で宴会をたしか7回開催しているので、そりゃ勉強する暇ないですよね。そこで2020年は、友人たちの力を借りてビジネス書の読書会を始める事にしました。目標は年6回です。

平日の夜19時からはじめて、20:15分にはお食事会がスタートするという趣向の勉強会です。第1回の1月6日は、新年会と勘違いした方も沢山いらっしゃいまして、参加人数は14名。課題図書は、アダムグランドのORIGINALS 誰もが「人と違うこと」(三笠書房)ができる時代で、大変な盛り上がりを見せ、また私自身とても勉強になりました。

第2回は、2月3日に12名の参加で開催しました。前職のFranklinCovey時代から私が師を仰いでいたハイラム・W. スミス氏が昨年11月に大変残念ながら癌の為76歳で亡くなられましたので、ハイラムを偲んで、Hyrum W. Smith Tribute Time Quest、「TQ~心の安らぎを発見する時間管理の探究」(キングベアー出版)が課題図書となりました。ハイラムは、時間管理のシステム手帳「フランクリンプランナー」の開発者であり、フランクリン・コヴィー社のスティーブン R. コヴィーとの共同創始者です。

第2回の読書会は、読書会の前に私から本の要約のミニセミナー付でした。セミナーと言っても自分の経験して来た事をお話させて頂いたのですが、改めてこの本を読んで自分に起こった事を話して見ますと、私の人生が如何にこのTQという書籍に大きな影響を受けているのか、なぜ経営理念浸透の仕事をはじめたのかを再認識しました。

私の今年の研究テーマのひとつに「学び続ける事の効果とその手法」についてというのがあります。人生100年時代、自分をバージョンアップしていなかければ、ビジネスパーソンとしては、死活問題。しかし、忙しいビジネスパーソンがそうそう勉強時間を確保できるはずもなく・・・・

また、できるだけ人と会うという事が重要と判ってはいるものの、ただただ、色々な会合や勉強会に行って名刺交換をしただけでは、効果ゼロとは言いませんが、良質のネットワークなどできるはずもなく、更に私はそういう人が沢山いるところで、名刺を配るのが超が付く苦手なのです。そんな状況をせめて友人達と打破すべく、会社では、結構なポジションにいる女性管理職の友人たちと考え出したのが、この読書会という手法です。

それまでも、年に数回私のニックネームが「わんわん」ということから、わんわん亭と称して年に数回市場で私が買付けて来た水産物を使ってホームパーティをしておりました。忙しい中での開催ですので本当に年に数回でしたが、ご参加のみなさんは、めったにない発散の機会とばかり、5-6時間ずっとしゃべりっぱなしというような、それは、それでものすごいホームパーティだったのですが、今回、この2回の読書会で少しそのメンバーに変化が見られました。

テーマについて深堀ができた事です。特に第2回は、お食事タイムに入っても、自分をこの後どのようにアップデートして行くべきか等について、いつも以上に深い話ができたように思います。はじめて会う方たちも毎回いらっしゃるのですが、積極的な名刺交換や個別の約束などネットワーク作りはお手の物的なメンバーたちです。それは、それは有意義な時間が創り出せるのです、私の実力とは全く関係なく。

そんな事を考えて見ると、この勝どき研究室は自分の仕事の生産性を上げる為の場という役割も勿論ですが、このような勉強会でどんどん活用した方が確実に、「みんなの役にたつ」という事に改めて気づき、そこからが私の妙に行動力のあるところなのですが、「それでは165CM程度のテーブルじゃあ小さい、もっとディスカッションの弾む15人ぐらいだったら顔を見ながら話せるテーブルが欲しい」と」思い至ります。「思い立ったら即実行」が私のキャッチフレーズですが、早速、今の165×78のテーブルと全く同じものをもう一本買ってしまいました。

繋げてしまえば、165×156の正方形に近い感じになるし、もっと人数が増えたらロングでつなげれば330CM×78の居酒屋形式にもなります。勿論、木のテーブルなので、模様や色が同じテイストになる保証はありませんと言われましたが、強運なのでたぶん大丈夫だと思います。

学びづつける為に、自分を追い込む、ひとりで出来なければ友人たちの力を借りる、必要であれば躊躇なく投資!

人生100年時代を、活き活きと楽しく生きる為に、充実してます!と言い切れる人生を送る為に、この勝どき研究室を使ってこれからも、学び続けたいと思います。問題は、この勉強会参加希望者が多すぎて捌ききれない事です。結構高い値段の読書会なのですが・・・・・

こちらが、実際の勉強会の様子です。

勉強会ですから、一同ちゃんと勉強しています。皆さん忙しいので本を読んで来るのも大変。開始3時間前に「今日は読書会なの!!読んでいないよ~!!」というようなツワモノもいるには、います。

私は、もと水産物バイヤーですので、豊洲市場で早朝から仲買さんを回って、魚を買付て来て、料理を作ります。マグロは、仲卸さんが決まっていまして、吉富か内藤で確実においしいものを買付けています。サラダは焼き帆立やブランチした烏賊とやっちゃ場の仲卸黒沢さんで仕込んでいる有機ベビーリーフ、大佑さんで買付て来るアボガドも美味しいです。冬は写真のような超高級の一番高い刺身用の白子を片栗粉つけてバター焼きしてしまうという暴挙にでることも・・・・そして、なにより皆さんが楽しみにされている名物はダッチオーブンという鍋で作るカニ飯。恐らくカニ飯目当ての参加者も・・・因みに豊洲市場は、一般客入場禁止で入口にガードマンがいるのですが、なぜか「お疲れ様です」と言われてしまう、私です。なんで?

次回も16名定員の勉強会(次はキャリア座談会)があるのですが、瞬殺で席が埋まってしまいました。

価値共創研修や経営理念改定など、暫く仕事が立て込んでいるので難しいのですが、年になんとか2回ぐらいは、皆さんにもご参加頂けるオープンコース的勉強会を開催したいと思いますので、ぜひピグマリオンFacebookをフォローして下さい。実施の際には、こちらで告知させて頂きます。https://www.facebook.com/Pygmalion.HRD/