In 理念浸透

本日は、経営理念浸透で組織文化を変革する為のワークショップ事例のご紹介です。外資系大手製薬会社様の経営理念系の連続研修が漸く納品完了しました。5時間研修でしたが、ファシリテーターとしての力量を相当に問われるワークショップで、とりあえずフェーズ1の全国合わせて7回のワークショップが終わってホッとしました。

フェーズ1のワークショップのテーマは「新しい仕事の仕方はじめよう」。今までとは全く違う仕事の仕方をすることで、会社の業績も勿論上がりますが、なにより自分自身の成長になるような、キャリアの積み上げになるような新しい仕事の仕方を始める為の、モノの見方、考え方を変革して頂く事がゴールとしていました。ワークショップでは、頭を動かし手を動かし、組織の中で成功・成長して頂く事を様々考えて頂きまして、全国各地、それぞれ素晴らしい皆様との出会いがありましたが、特に昨日のフェーズ1最終開催では、最期の最後のパートで、それがすべて昇華されたような、みなさんの決意が本当に具体的にポンポン出てきて、かなり私も感動してしまいました。

因みに物凄く大まかにご紹介すると以下のようなテーマで、このワークショップはフェーズ3まで続きます。

フェーズ1 組織の中での個人の成長と個人のビジョン「新しい仕事の仕方はじめよう」
フェーズ2 経営理念(ビジョン&バリュー)日本語化「共に働く基準を創る」
フェーズ3 チームビジョン策定

フェーズ2の経営理念日本語化プロジェクトでは、全社でアイデア出しのワークショップをした後、私は理念策定のコンサルとして先方企業のプロジェクトチームに入ります。フェーズ3では、出来上がった新しい経営理念(今回はビジョン&バリュー)を、行動に落し込むワークショップです。同時にチームビルディングも促進できるような、要はチームの風通しを良くする作りになっています。実はこのフェーズ3の経営理念をチームのビジョンにまで落し込む所がお客様に取って一番儲かる(業績インパクトが高い)のですが、そちらは時間的制約から年明けに。

しかし、経営理念浸透研修で儲かる、儲からないの話ができるという事自体、考えて見れば凄い事だと思います。私は、モチベーションデータ等実務の中で、統計的に蓄積している研究データがあるので、確信を持ってやっておりますが、お客様もその効果を共に実感して下さっているのが嬉しいですね。

実施しているときは、持ち前のサービス精神で、夢中になってアドレナリンを消費していますが、改めて写真を見返してみると、ずっとハイテンションのまま突っ走っていて、毎度のことながら、本人的には見返しているだけで疲れます。なかには、踊りでも踊っているのかとい写真も。会場が広いので兎に角走っているから、こういうことになるのだと思います。(笑)

2019年6月7日実施