基本的にGL違反にならないように価値共創するということで納得してしまえば、受講された各MRの方々をみると、特にそこが問題にはなっていないようです。
たとえば、「一緒に治療実績を積み重ねる」はOKですが、「一緒に適応拡大の可能性を探る」はNGなどです。
これは、実際に私が間違えて使って指摘された例文です。効能外NGというやつですね。つまりGL遵守が使命ですので、なんでもかんでも共創すれば良いという分けではありません。
ただ、研修の中でご紹介している価値共創のプロセスで言えば、先生と共に患者さんのことを考えた結果、共に良いと思う成果が生みだされ最終的に「先生のパートナーになる」というサイクルは、多くの製薬会社で言うところの患者さん中心、Patient Centric、Patient Centricity、”A” Patient活動、など様々な言い方をされて目指すところと完全一致しています。そして、研修をする中で多くのMRの方は、なぜそのようなスローガンを会社が掲げているのか、ようやく判ったというようなコメントをされます。そうです、そこを目指さなければ、生き残れないからです。
DXが進み先生もうっかりすると、こちらと同じぐらいの情報をすでに持っている状態では、MRの存在価値がなくなってしまうからです。だから、患者さんを一緒に思い浮かべて、その治療について共に考えるMRを目指して頂きたいのです。プライマリーでは難しいと感じるかも知れませんが、逆に言えば今、希少疾病や特殊な病気の製剤を扱っているなら、マストもマスト、今すぐ「先生お困りごとはないですか?」というこれまでのスタイルを転換する必要があります。