In 働き方改革

今週末は、「横浜女性ネットワーク会議&ウーマンビジネスフェスタ」というイベントに横浜市民でもないのですが、行ってまいりました。今日は、キャリア形成に関する知見を共有させて頂きます。

オープニングメッセージは、「横浜女性ネットワーク会議&ウーマンビジネスフェスタ」、横浜市長の林文子さん。この方は、実は私のキャリア形成のキーウーマンでいらっしゃいます。商社ウーマン時代に怪我で挫折していた私は、前職のFrankilinCoveyという外資系研修会社に転職したのは、実は、2004年の国際女性ビジネス会議で聴いた林文子さんの講演がきっかけです。当時林さんは、フォルクスワーゲン社長から古巣のビー・エム・ダブリュー東京株式会社に復帰され社長をされておられましたが、その最初にBMWに入られる時の話は、私に強烈なインパクトを残しました。

以下は、「目指せ!!上級管理職!!」というサイト関連で書いていた、林さんの講演を拝聴した後の私の当時のブログの引用です。林さんの熱意のすばらしさに感動しています。

そして41歳、そろそろ仕事がきつくなった林さんは少しペースを落そうとBMWに転職される。別にこの時、BMWは募集をしてなかったそうだ、しかし41歳林さんは、私を採用すると御社にはこれこれこういうメリットがあるのですという手紙をレポート用紙7枚も書いて送り合格してしまう。『何事も熱意、熱意ですよね』と林さんはここでもさらりとおっしゃる。

そして、ここでも凄い勢いで成果をあげてしまう。
BMWのショールームにお客様の為なら、牛乳だって買いに行く営業マン(ホンダ時代のエピソード)が入ってきたのだ。

そのまま、44歳の私は35歳までしか募集していなかったけれど、本当に入社したいと心底思った「7つの習慣」のFranklinCovey社に3度も挑戦して、最期は熱意が認められたのか入社してしまい、カッコいい外資系の営業であるはずなのに、それこそお客様が望めば牛乳だって買いに行く庶民的なスタイルで仕事を始めました。違うとことは、林さんと違って、当時全く成果がでなかったことですが・・・・

「横浜女性ネットワーク会議&ウーマンビジネスフェスタ」は、基調講演の後分科会というものが3つありまして、私は「人生100年時代のわたし流 働き方改革」という分科会に参加しました。林さんの講演を聴いて、そのやり方を丸々マネすることで転職をしてしまった自分ですが、今回のパネリストの皆さんもそれぞれ「キャリアを取りに行っている」姿勢が素敵でした。

株式会社Will Lab代表の小安美和さんをモデレーターに、武田薬品工業㈱の赤津恵美子さん、(株)東レ経営研究所の塚越学さん、法政大学キャリアデザイン学部准教授の松浦民恵さん(株)東レ経営研究所の塚越学さんがパネリストです。

みなさんがそれぞれ個人的なキャリアのきっかけのお話をして下さったのですが、まず松浦民江さんは、ニッセイ基礎研究所で実務をされていたのに、ある日博士になろうと決意をされます。凄いのは博士になる為には、修士でないとなれない筈ですのに、これから大学院で修士を取ってそれから博士では、遅すぎると、学校側を交渉して修士卒業相当の試験を作って貰い博士課程に進学されています。そして、その後2017年にご本人の言い方で「ガチで」法政の教授の一般公募を勝ち抜いて現在の准教授というポストをゲットされています。これは、論文書きが辛くてアカデミック領域からは、撤退中の私には驚きでした。そんな方法で准教授になられたとは・・・・

武田の赤津恵美子さんは、英語ができないにも係わらず会社を辞めて集中的に英語の勉強に取組みご本人曰く「付け焼刃的英語」でGEに入社。その後英語でご苦労をされながらも海外で働くという目標達成のチャンスを伺います。言い続ける事2年、ようやく最初に海外勤務の話が来た時には状況も変わっていて子供が生まれたばかり、悩んだ末に断ったそうです。お断りをした1年後再び海外勤務の話が来たそうです。子供はまだ3歳になったばかり、でもここで断ったら次の海外オファーはないと感じたそうです。ご主人は、その時カリフォルニアに単身赴任中で戦力外。でも、ご主人のお母さまがなんと1年ぐらい子供の面倒を見て上げると言って下さり、東北と東京を行き来する生活をして下さったお蔭で、海外で経験を積むことができ、その後のキャリアに繋がったそうです。

塚越学さんは、東レ経営研究所に入られたきっかけも、公認会計士で監査法人に勤務している時代の御自身の体験から転職を決意された時に、当時読まれた本の著者である東レ経営研究所の「佐々木常夫」さんの会社で働きたいと自ら決めて入社されたそうです。現在はファザーリング・ジャパンの理事もされて、イクボス関連での講演や書籍も出版されておられます。

今回はお話はありませんでしたが、モデレーターを務められた小安美和さんも、リクルートジョブスの執行役員という地位と恐らく高給を捨てて、「働く×女性」をテーマに日本だけでなくアジアの女性の自立支援の仕事を自ら選ばれて大変な活躍をされておられます。

人生100年時代と言われるこの時代、たかだか60歳ぐらいで社会とのかかわりを終了させては、大変勿体ない話です。その為に、私のセミナーではお伝えしている事ですが、自分のビジョン(最終ゴール)を明確化して、チャレンジする姿勢や、学び続ける姿勢を持つ事が私は大切と考えています。しかし、このような皆さんのお話を伺ってみると、改めで、キャリアは自分自身で描いて取りに行く事、もうひとつとても大切な事は、途中挫折しそうになっても諦めないでチャレンジし続けるという事が大切という事が判ります。という訳で、キャリア形成に大切なことをまとめると以下のようになります。

キャリア形成に必要な4つの大切な事

  1. 自分自身でビジョンを明確に描く(想いをエネルギーに生きる)
  2. 学び続ける(向上心と好奇心を忘れない)
  3. チャンスを自ら取りに行く
  4. 挫折上等(挫折は当たり前という意識を持ち、切り抜ける)

意識高い系で勉強もしているし、セミナーにも行っていますが、私にはチャンスが来ませんとお嘆きの方がもしらっしゃったら、「本当にやりたい事」をはっきりさせて、「取りに行く姿勢」にエネルギーを集中してみてください。松浦さんがおっしゃっていました。「100年時代の人生の途中でじたばたしても、いいんじゃないの?」。みなさんは、100年時代のキャリアの為に、どこへ向かって何をされますか?